美術と街巡り・浦和について
浦和は、江戸時代に整備された中山道の宿駅として本陣や問屋がおかれ繁栄しました。また明治の廃藩置県により武蔵国の一部が埼玉県となって、浦和に県庁が置かれることになります。
こうした変遷の中で浦和は、そのときどきの社会状況に応じて建物の形や配置を変えながら、今日の街の姿を形成してきました。
美術はある意味で、歴史と現在をつなげる営みであると言えます。作品の制作は、人々の精神の伝統の上に新たな社会的価値を積み重ねていく作業だからです。本事業は浦和駅西口周辺に焦点を当て、街並みの過去と現在を感じさせる場所に美術作品を設置します。
美術作品が置かれると、見慣れた土地も今までとちょっと違って見えてきます。そうするとそこで暮らす人々もまた、その場を活かす工夫をしたくなるはずです。そのとき手掛かりとなるのが、土地の持つ歴史ではないでしょうか。街の歴史を今に活かすこと、それがにぎわいづくりの第一歩だと私たちは考えています。
<後援>埼玉県、埼玉県教育委員会、さいたま市、さいたま市教育委員会、さいたま商工会議所
<助成>令和4年度さいたま市文化芸術都市創造補助金
<協力>Gallery Pepin、NPO法人コンテンポラリーアートジャパン、NPO法人都市づくりNPOさいたま、ONVO SALON URAWA、STAND COFFEEコトコト、うらわ建築塾、浦和宿たてもの応援団、浦和造形研究所、浦和中ロータリークラブ、(有)彩光舎、(公財)埼玉県芸術文化振興財団、さいたま市の美術家をつなげる会、さいたま市文化振興事業団、さいたま市立高砂小学校、埼玉新聞社、埼玉大学附属中学校、STUDIO・45、ヒアシンスハウスの会、柳沢画廊、らしく株式会社、株式会社ワコム
<主催> 美術と街巡り・浦和実行委員会